My Daily Programming Life...

RTX1000の設定 - シリアル接続がない場合

自宅でYAMAHAのルータ RTX1000を使っている。
このルータ、業務用だけあってユーザフレンドリでは全くない。
設定はコマンドラインで行うことになっているし、コマンドも技術的なことが分かってないと何もできないぐらい難しい。

さて、このルータ、初期状態だとIPアドレスが振られていない。つまり自宅のネットワークに繋いでも、そこにIP層レベルのアクセスはできない。
じゃあ、どうやってIPアドレスを振るのかといえば、基本的にはシリアルケーブルを繋いで、terminal経由で設定する。
ただ、いまどきシリアル端子なんて持ってるPCの方が少ない。僕の使ってるPCも例外ではなくそんなものはもってない。

以前に設定したときは、USBとシリアルの変換コネクタとケーブルを買ってきて設定した。
今回、もう一つ新しくRTX1000を買って、実家とのVPN接続をさせておこうと考え、設定しようとしたのだが、昔買ったはずのケーブルが見つからない。

で、そういう場合にRARPDを用いてIPアドレスを振る方法があるということを知り、今回やってみた。

基本的には以下のページの通り。
http://www.inohome.net/kuma/blog/archives/2006/12/post_606.html

ただし、1つはまったところがあったのでメモ。
ここで使っているRARPDというソフトウェアが「No unique Registry key for TCP/IP over LAN」というエラーを出して終了してしまう。
レジストリキーが複数あるってことなんだろうけど、よく分からない。
うれしいことに、RAPRDにはソースコードが付いてくる。というわけで見てみると、どうやらEthernetのインターフェースをレジストリから探していて、それが複数見つかった場合にはエラーを出すらしいと言うことが分かった。

確かに、僕のPCにはEthernetアダプタが2つついている。VMWareの仮想デバイスとかもあるから、その辺りも関係しているかもしれない。

ということで、メインのネットワーク以外はすべて無効にした。


こんな感じで。それで起動したらちゃんと動いて、みごとにRTX1000にIPアドレスを振ることができた。

これができればRTX1000を設定するのにシリアル端子は必要ないってことだ。

東北太平洋沖地震

被災状況をテレビで見るのが辛い。
親を亡くした子供、目の前で自分の奥さんが流されてしまった人、自分の娘が流されてしまった人、そんな辛い状況がどこにあるだろうか。見ていられないぐらいに悲しい。

今回は、東京にいながら、その恐怖を感じたせいか、その悲しさがものすごく大きい。
今回もある意味では、僕が感じられることは人ごとレベルでしかないのだろう。
結局東京ではその悲惨さはわからないかもしれない。それでも今まで感じたものよりずっと大きな感情的な動きがある。

一人でも多くの人が助かってほしいと思う。


こういうことを目の当たりにすると、僕たちが普段考えている幸せや、生きていく上で大切なことが何なのかということを考えさせられる。
人が、その人の一生を豊かに、幸せに生きていくと言うことと、自分が今毎日の生活の中で行っていることの間に大きな忘れ去られた空間が広がっているのではないだろうかと感じた。
忘れてしまうのだと思う。

家族とともに、いろんな困難を乗り越えて毎日生きていくこと、生きていけること。それが何より重要なことであり、それがすべてなのだと思った。それ以外のことは、おまけみたいなものなんだ。
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